ブログ~和スタッフからのNEWS~

お正月アレンジメント~早く来い来いお正月♪~

2015.12.17 フラワーアレンジメント



もおいくつ寝ると、お正月~♪

今回のフラワーアレンジメントは来るお正月に向け

お正月風のアレンジメントを試みました





使用する植物は竹、菊、老梅、松、なんてん等…

西洋花のような派手さはないけれど、

日本古来からあるいぶし銀の貫禄溢れる草花たちで構成されます

人間とは違って、無言でたたずむ姿が、りんとして美しいですよね



私たちの方だって、背筋がシャキッとなってきます



おやおや、本日公休の看護師さんまでがフラワーアレンジメントを見学に

わざわざ和に出向いてきました



厨房の調理員さんたちも興味津々です



さすがお正月!



年の初めの例しとせ

終わりなき世のめでたさを

松竹たてて門ごとに

祝う今日こそ楽しけれ~♪



窓の外は、この冬初めての雪が舞っていました

気が付けは、今年ももうすぐ終わりなんですよね…



早く来い来い、お正月~♪














クリスマスアレンジメント

2015.11.19 フラワーアレンジメント




早いもので11月も下旬に突入しようとしています

今年も残すところ後、一か月と数日となりました

本日のフラワーアレンジメントも来月のクリスマスを見越し

クリスマスアレンジメントとしゃれ込んでみます

登場する花々は以下の通りです





クリスマスっぽいでしょ!?

中央にクリスマスキャンドルを添え

デンファレを絡ませました





そして花々を周囲にアレンジしていきます



きよしこの夜~♪

星はひかり~♪



デイサービス和は早くもクリスマスムードに包まれます

これが完成品 どうですか?



どこからともなくサンタさんの鈴の音が聞こえてきそうですね


ハロウィーン・アレンジメント

2015.10.15 フラワーアレンジメント



今月のフラワーアレンジメントは

近年、日本で大流行のハロウィーンが登場します!

鑑賞用かぼちゃでハロウィンのシンボルであるジャック・オー・ランタンを作り

周囲を花々で可愛く添えていきます



登場する花は、以下のとおり、

秋を彩る花たちです




今回も皆さま、大いに熱が入っておられました



可愛いね!



ハロウィーンとは日本でいう秋の収穫祭とお盆が合体したもの、

一つだけ違うところは

ご先祖様の霊と一緒に、悪霊が一緒についてくるものだから

かぼちゃをくり抜き、その中に蝋燭を灯し

悪霊を退散させるという習慣があります



しかし今日の日本のハロウィーンブームがそうであるように

伝統とか習慣は、

その時代時代の雰囲気によって変化していくもので、

行く川の水は絶えずして、元の水にあらず…

正確な意味を、そこに見い出すこと自体、難しいようです



ちなみに日本での秋の収穫祭は新嘗祭(にいなめさい)といって

戦前までは、その日が国民の祝日となっていましたが

今日では農業という職業も廃れ

職業が多種多様に変化していったことから

労働全般を感謝する意味で

新嘗祭の祝日が勤労感謝の日に変化したという経緯があります



ハロウィンの歴史だって、似たようなものでしょう

アメリカのハロウィンだって、宗教色は薄れ

愉快に楽しくお祭りを楽しむといった雰囲気が

先行しているように思えます



「多くの日本人は、故郷の古い姿が破壊されて

欧米風な古い建物が出現するたびに

悲しみよりもむしろ、悦びを感じる

新しい交通機関も必要だし、エレベーターも必要だ

伝統の美だの日本古来の姿などというものよりも

より便利な生活が必要なのである」

ふと思い出したのが坂口安吾の「日本文化私観」の一節、

坂口安吾はこのように続けています

「京都の寺や奈良の仏像が全滅しても困らないが

電車が動かなくては困るのだ。

我々に大切なことは、生活の必要だけで

古代の文化が全滅しても生活は滅びず

生活自体が滅びない限り

我々の独自性は健康なのである。

なぜなら我々自体の必要と

必要に応じた欲求を失わないからである」



今日の日本におけるハロウィンブームは一見、

異教徒のお祭りをまねた無節操なお祭りのように

思われたりしていますが

伝統が先か生活が先かと言えば

生活があって伝統が生まれる、

そのように解釈するならば

私たちが大切にしなくてはならないものは生活以外の何ものではなく

伝統の中に生活が縛られること自体がナンセンスのように思われたりします


日本人の生活に根付きつつあるハロウィーンのお祭り

実際のところ、すごく楽しいんですよね!


お月見うさぎ

2015.09.17 フラワーアレンジメント



今月のフラワーアレンジメントは

いつもと趣向を変え、

秋の草花を使って

十五夜お月さんと可愛いうさちゃんを作ってみました



何といっても今回の主役はうさぎです



うさぎはピンポンマム(菊)を使用します

見事なくらいに丸い形状をしています



うさぎの頭と胴体で二個使用、

目や耳や尾を装飾することにより

可愛いうさぎの出来上がり



次いでお月様はラタン(藤)を使用し

このように丸く編み上げます



月とうさぎを配置したら今度は

周辺部を構成していきます



今回も沢山の草花が登場していました

中でも一番目立っていたのがスプレー菊の数々!





ナスビ(?)も登場



そのほか十数種類もの草花で

かのように構成していきます



ポイントは草花の中にうさぎを埋もれさせないこと

出来るだけ短く切って挿していかなければなりません

いつもと勝手が違い、戸惑われる方も…



それでも完成が近づくにつれ

皆様の表情も和らぎます



可愛いお月見うさちゃんの出来上がり!



うさぎうさぎ なに見てはねる

十五夜お月さま 見てはねる~♪



ちなみに今年の中秋の名月は

9月27日だそうです



うさちゃん、見れるかな~

生まれ変われるものなら…

2015.08.20 フラワーアレンジメント



今回のフラワーアレンジメントは

何ともグロテスクな物体が登場しました

さてこれは何でしょう?



蜂の巣のように見えるのですが

実はこれ、蓮の実が枯れたものなのです

実を言うと、蜂の巣は蓮の実に似ていることから

蓮の言葉が訛って、蜂という言葉が生まれたと言います

ハスからハチへ

日本語って不思議なものですね


ちなみに蓮の実は手芸の世界で

蓮の穴に色とりどりのチリメンを突っ込んだりして

鑑賞用として楽しまれています

しかし今回のフラワーアレンジメントでは

ダイレクトに蓮の実を突っ込んでいきます

異様な存在感がある分、周囲の花と

いかに調和をなしていくのかが大きなポイントとなります


さらに今回はもう一つ、

不思議な植物が登場します

始めて見ました

真っ黒な葉っぱです

長さが50センチぐらいあります

ブラックリーフという植物だそうです



これがまた食わせ物となってきます

まるで昆布そのものです!?



あまりにも大きすぎるので一般に

折り曲げて使うそうです



かくにも蓮の実同様、

これもまた、厄介な代物です




更にもう一つ、これも見ようによっては

フラワーアレンジのイメージから

かけ離れた植物と言えなくもありません

米文化の到来以前、

古代人の主食とされていた粟(あわ)です



今日では健康食品と称される五穀米の中に

ちょろっと粟が含まれているのを見かけますが

実際のところ、粟だけを食べた経験もなく

どのような味がするのか私にとっては未知数です



さて次から次へと登場する風変わりな草花たち

一体この先、どうなっていくんだと不安になったりしましたが

もちろん正統派の草花も登場します

まずはトルコキキョウ

綺麗ですね

ホッとします



ピンクのスプレーバラ

とても可愛らしいです



こちらは黄色のスプレーバラ

おやおや抱きしめてみたいです



スカシユリ



オリエンタルユリ



仮に契りを結ぶなら

蓮の実なんかより

これらの美しい花が良いに決まっています!

イケメン至上主義で妥協を許さない和の職員カトリーヌさんのこだわり、

わからないわけではありません



しかし世の中、美男美女ばかりでは

おもしろくありません

といってもAKBには不細工な女性は一人もいません

ジャニーズにも不細工な男は一人もいません

しかし、あえてここは強引に

色んな顔の人がいて、世の中は楽しく回っているものだと

主張したいものです

そうとでも言わない限り今回のフラワーアレンジのコンセプトが成立しないからです!

いいじゃないか、粟であっても!

人生、楽しく生きようよ!




といったわけで、これが完成品!



粟も蓮の実も、ブラックリーフも

目立たないまでも、けなげに頑張っています!

ある種の人たちに勇気を与える一品となっていました



と言っても生まれ変われるものなら

やっぱり美しいバラの花に生まれ変わってみたいなあ~

これが本音です







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