第二回高塚地蔵尊参拝ツアー
2015.10.08 歩こう会

本日第2回目の大分の高塚地蔵尊参拝ツアーが行われました。
デイサービスセンター和から85.8キロあります。
混んでないと、1時間10分ほどで高塚に行けます。

天ケ瀬方面へ行く途中、朝倉、田主丸、浮羽、杷木など通過しますが
皆様の思い出話で盛り上がります。
山田辺りから柿畑が延々と見えます。
「熟した柿が好き。」「次は柿狩りやね~。」
と話はエンドレスに続きます。

あっという間に到着しました。
車から降りて、天ケ瀬の空気を吸い、のびをし、山々に囲まれた景色を堪能。
ちらほらと木々が紅葉し始めていました。
まずは昼食場所を目指します。
少し坂道ですが皆様元気!
目的地をめざし、ゆるやかな階段も皆で励ましあいながら登られていました。

「やまいち」さんでお食事です。
ほとんどの皆様、大分名物のだご汁をご注文
「おいしい~。」「野菜たっぷりやね~。」「あなたも頼めばよかったのにぃ。」
と、大絶賛でした。
そして高塚で有名なゆで団子・高塚ようかんを頂きました
(ようかんと書いてありましたがこしあんに団子の生地?がまいてあるようでした。)
今回、お食事したやまいちさん、色々とても親切にして下いまして、
ありがとうございました!

まずは、本殿にお参りです。
しっかり挨拶をされました。

両手で抱えてお願いすると、願い事が叶うと言うお抱え地蔵様
重そうです。

余裕の笑みの方もいらっしゃいますが、結構重いのですが・・・。
爽やかな笑顔。

こちらは、恵みの玉。
手を置くと、これまた願い事が叶うとされています。

まだまだ続きます。
水かけ地蔵様です。
地蔵様の頭は高い位置にあり、水をかけるのも結構体力がいり、
お地蔵様の顔付近でコツーンコツーン
必死でかける人もいればこれまた余裕の方も。

「一念洞」のトンネルの中には、閻魔大王様と六道の菩薩様がおられました。
(宝珠地蔵・宝印地蔵・持地地蔵・除蓋障地蔵・日光地蔵・壇蛇地蔵)

足手観音様にむかい「よく拝んどかないかんねぇ。」と仰られ
おっちょこちょいのスタッフに「あなたも拝んでおきなさい。」と念をおされていました。

高塚地蔵尊は日田市天瀬町なのですが
すぐ下の高塚地蔵尊第3駐車場前は玖珠郡になります。
そこにある和菓子のつたやさんで蕎麦饅頭を買いました。
そのお隣にまな板屋さんがあります。
銀杏のまな板が沢山ありました。
イチョウのまな板は昔から香りがよく、
復元力が強くて包丁の切れ味は抜群とのことです。

高塚さん参拝、恒例となりそうです。
皆様お疲れ様でした~。
第一回高塚地蔵尊ツアーの記事はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.kouchikukai.or.jp/nagomi/blog/detail/i/792/
曲渕ダムへ行く~閉ざされた部屋の窓を開けてごらんよ
2015.10.04 歩こう会

デイサービス和では本日、
脊振山系を越えて佐賀県三瀬に通じる国道263号線を車で走らせ
福岡市では最も古い曲渕ダムへ出向いてみました
竣工が大正8年ということなので全国的にみても
かなり古いダムといえるでしょう
当時の面影を残しているのが御影石の錬石積みの外壁です
その姿はまさに圧巻です

そしてダムの上から水が流れ落ちてきているのですが
その光景にも目を見張りました

実を言うと、この曲渕ダムは紅葉の名所であり、
あと一ヶ月ぐらいたつと多くの見物客で賑わうのですが
今の時点では紅葉というにはほど遠く
見物客といえば私達だけ、
といっても、かえってのんびりと過ごせるものです

心地よい秋の風に吹かれながら
お話したり、笑ったり、楽しい時間を過ごしていきました

空はどこまでも高く、そして青く、
これで心躍らないわけがありません

閉ざされた部屋の窓を開けてごらんよ
いつまでもそんなふうに塞いでいないで
そこにはあの日、希望に燃えて君が見上げた
青い空が変わらずに続いているはずだ~♪

この歌は福岡出身のミュージシャン、
永井龍雲さんが歌った「道標(しるべ)ない旅」、
この歌が発表された1979年当時、
3年B組金八先生のドラマが流行っており
金八先生が生徒を教室から連れ出して
河川敷で屋外授業をおこなうといったシーンがあったのですが
そのシーンのバックでこの歌が流れていたのを、
なぜかしら思い出しました

デイサービスにおいても
外出をおこなうにあたって、
いくつかの理由づけがないと外に出られないといった厳しい決まりがあるのですが
どうして、こんな清々しい天気の良い日に
お天道様の光を浴びに外に出たいと思うのは
人間の本能といったもののような気がするのですが
それでも、そこに理屈が必要というなら
その方が、変なことのように思えるのですが、どうなんでしょうね
実際のところ、下の写真でおわかりのように
よろよろよろけながらも皆さま、
自分の足で、しっかりと前を向き
前へ前へ向かって歩かれています
ある意味、感動モノなんです

しかし、職員のバックアップもお忘れなく
デイサービス和の介護職員筆頭M先輩に至っては
七転八倒、皆さまが安全に過ごしていただけるよう
のんきに構える後輩たちを尻目に一人、
あたりを駆けずり回っているのでした
さすが大先輩です!
お疲れさまでしたね

そういえば、帰りの途上、
脇山の田園の中に早くもコスモスが咲いているのを観ました

綺麗だったのでいくつか紹介しておきます




風立ちぬ、今は秋~♪
2015.09.27 歩こう会

本日は暑さがぶり返し、
まるで真夏のようなカンカン照りの一日でした
本日は歩こう会行事通じ、
秋の季節の清々しさを求めて、脊振山中にあるグリーピア那珂川へ
出向いてみました

下界と同じく、ここも強い日差しに包まれていましたが
標高が高い分、吹く風も涼しく
どこかしら色づき始めている山々の木々に
秋の匂いを感じました

のんびりとお茶を飲みました

百日紅の花が咲いていました
花を摘み、髪の毛に飾られます
似合うかしら!?


季節は着実に秋に向け、歩を進めているようです

デイサービス和、
風立ちぬ

今は秋…
彼岸花と悲しい思い出
2015.09.21 歩こう会

昨日の彼岸花見物が好評だったので本日も
彼岸花咲き乱れる那珂川上流域の田園地帯へ
足を運ばせてきました

今日も天気は晴天に恵まれ
真紅に燃える彼岸花のゆらめきが
秋の訪れを演出しているかのようです

彼岸花について調べてみると
けっして良いように書かれていない内容ばかりです
それもこれもこの花の球根には
人を死に至らしめるほどの強い毒性が含まれているからです
それなら人里近い田んぼのあぜ道なんかに植えなきゃよいのにと考えてしまうのですが
毒をもって毒を制すというのでしょうか
この花を植えることで田んぼを荒らす害虫を駆除することができ
そのために、彼岸花が植えられるようになったということです

またこんな話もあります
彼岸花は毒性が強いため、
江戸時代では、年貢の対象外とみなされていました
しかし、毒さえ抜けば豊富なデンプンが含まれていることから
食用植物として食べることができ、
飢饉が起こった時、食べ物に困った時には
この彼岸花を代用植物として食べていたようです
だから食料不足に備え年貢の対象外であった彼岸花を
たくさん植えていたというわけです
しかし、彼岸花を食べるも命がけ、
昔のひとにとって彼岸花とは
現代の私たちが呑気にきれいだなあ~と鑑賞するだけの
センチメンタルな花だけではなかったようです

ちなみに彼岸花の花言葉は「悲しい思い出」、
利用者様の中にも食糧難の戦時中、
この花を食べ、飢えをしのいでいたという話を聞かされ
びっくりしました

そのようなことを含め、
彼岸花は、飽食の時代を生きる私たちに対し、
生きる意味について大きな問いを投げかけているかのように
思われました

彼岸花を家に持ち帰ると火事になる
彼岸花を摘むと死人が出る
彼岸花を摘むと手が腐る
彼岸花には、かのような不吉な迷信がたくさんあります
もちろんこれらは迷信に過ぎませんが
昔の人が言いたかったのは
「だから食べるな!」
しかし、それでも食べなきゃならない時代があって
そして今日の平和な時代につながっていったと思うなら
私たちは、例え今日が敬老の日であろうとなかろうと
先人の残した生きざまに
深い敬意を表するべきだと思われます

そして美しい国日本とは
彼岸花を純粋に美しいと思える精神をきずくことで
戦争を繰り返し、この花を再び、
悲しい思い出にしてしまうことではないような気がしました
曼珠沙華~今はもう秋~
2015.09.20 歩こう会

暑さ寒さも彼岸までと言いますが
すっかり秋めいてきました
那珂川上流域の田園地帯では稲刈りが終わり
急激に寂しくなった風景の中
彼岸花があちらこちらに花開き、
真っ赤な炎を燃やしているかのように見えます

彼岸花は別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)」といい
曼珠沙華はインドのサンスクリット語を語源にもち
天界に咲く花といった意味をさしています

一方、私の世代で曼珠沙華といえば
山口百恵さんが二十歳の時に歌った「曼珠沙華」、
マンジュシャカ 恋する女は
マンジュシャカ 罪作り
白い花さえ真紅に染める~♪
シングル曲ではなかったのですが
百恵さんの中では、思い入れのある曲であったようで
コンサートのアンコール曲でよく、
歌われていたそうです

さて、本日のデイサービス和では
那珂川町の曼珠沙華が最盛期ということで
那珂川上流に位置する那珂川町埋金(うめがね)地区へ出向いてみました

埋金というからには昔、
この地にお宝でも眠っていたのでしょうか?
それとも金が産出されていたのでしょうか?
今日では山間の丘陵地帯に田園風景が広がるだけの
のどかな農村でしかないのですが
埋金という地名に古い歴史の面影が垣間見れるような気がします

それにしても稲刈りの終わった田んぼは
いたるところが曼珠沙華の花だらけ
曼珠沙華を売りにしている観光スポットに
何度か足を運ばせたことがありますが
正直言って、負けてはいません!
おまけに観光客の人ごみもなく
のんびりと曼珠沙華が咲き乱れる風景を独占した気分になりました

天気もすこぶる良く
空を見上げれば、ぽっかりと秋の空が大きな口を開き
透明感あふれる風を送り出しています
気持ちよいね!
口々に皆さま、感嘆されます

田んぼへ降りるには
緩やかな坂道がつづいていましたが
こんな風景に出くわすと
体力もパワーアップ!
どこまでも歩いていけそうな気がします

皆さま、すごすぎ

そんなこんなで初秋の一日を楽しんだ歩こう会の皆さま、
心も体もリフレッシュ!

今週も元気に、かっとんでいきましょう!
ね!
