ブログ~和スタッフからのNEWS~

日本第一の住吉~住吉神社へ初詣

2016.01.06 歩こう会



デイサービス和の初詣ツアー第二弾は福岡市博多区にある住吉神社へ参拝しました

全国に二千社以上分布している住吉神社の中でも

大阪の住吉大社、下関の住吉神社とともに

日本三大住吉に数えられている由々しき神社です



祭神は底筒男命(そこつつおみのみこと)、中筒男命(なかつつおみのみこと)

表筒男命(うわつつおみのみこと)の住吉三神、

国生み神話で有名なイザナギが、妻であるイザナミが亡くなり

黄泉の国(死の世界)へイザナミを追いかけていくものの結局、妻を取り返せず、

筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原という土地で

黄泉の国の穢れを洗い清めようと禊(みそぎ)をおこない

その時に、生まれた神様が住吉三神と言われています



住吉三神は海の神様、航海の神様としての信仰が篤く

神功皇后の三韓征伐の折、神功皇后に信託を下し、

荒ぶる玄界灘を渡る神功皇后の身を守り

時には突風となり船団の後押しをし、三韓の軍を大いに苦しめた神様として有名です

実に男らしい神様であったのでしょう!



住吉神社の祭事として「相撲会大祭」というものが毎年、ひらかれているのですが

それも住吉三神の由緒に由来して今日まで伝えられているものと思われます



おそらく住吉三神とは、ここ博多湾周辺の航海権を握っていた

一族の守り神のようなものではなかったのかと推測されます

当時といえば外国との交易の門戸は、この地に集中しており、

後年、大宰府政庁が置かれたことでもわかるように

その重要性は計り知れないものであり

この地の制海権を掌握していた一族の力は

絶大だったように思われます



「日本第一の住吉」と最も古い歴史書にはこの地の住吉神社を

そのように称していますが(諸説あり)

あながち、この地の神社が住吉の発祥であったとしても

なんの不思議もないように思われるのですが…



とまれ、近年の神社の神様といえば

どこもかしこも縁結びの神様ばかり



そうでもしない限り、参拝客が望めないからなのか

現代人のニーズに合わせ、神様が変幻自在に姿を変えるのも

日本人の宗教感のいい加減なところであり、

八百万(やおろず)の神様の複雑なところでもあるのです



実際のところ住吉神社の一画に

商売繁盛の弁天様が祀ってあったりと

それはもう賑やかなこと!



変幻自在で曖昧模糊とした雰囲気が、ある意味、

日本人の宗教感の素晴らしいところかもしれませんね



なぜならば、これはこうあるべきだと形にハマって生きるのって

かなり窮屈な生き方ですからね



いいかげんな奴らと口をあわして

俺は歩いていたい

いいかげんな奴らも口をあわして

俺と歩くだろう~♪


吉田拓郎さんも、ご自身のデビュー曲で

そう歌っておられたのをふと、思い出しました

初詣と獅子舞

2016.01.04 歩こう会



あけましておめでとうございます

正月三が日が終わり、

いよいよ平成28年のデイサービス和が始動しました!



デイサービス和の年明け行事といえば、なんといっても初詣!

今年も数日かけ、5・6か所の神社を参拝する予定ですが

本日第一発目はデイサービス和のお膝元に鎮座する現人(あらひと)神社へ向かいます



本日から、同法人グランドG-1デイサービスから

デイサービス和へ配属となったKさんも

さっそく初詣に参加します

久しく、介護職員に男性がいなかったこともあり

女性利用者さま達はKさんの出現に大感激!

よか男やね~!

皆さま、可愛がってくださいね!



皆さま、何を祈られていたんでしょうか?



鈴の音も軽快に鳴り響きます



背筋をしゃきっと伸ばし

これで新しい年へレッツ・ゴー!



初詣が終わったら今度は和へ戻って新春かくし芸大会です



傘の上でボールを回していきます!



あら不思議!?

なんでボールが落ちないんでしょうか?

凄くインチキ臭く感じてしまうのですが!?



しかもこれなんか、かくし芸でもなんでもないような気がします

しかし、このバカバカしさが、いかにも正月っぽくて良いですね!



次いで獅子舞がおこなわれます

可愛い獅子ですね!

これってテッシュの箱で作っているのです!



この獅子が優れているのは口の開閉ができること!

制作者の不思議ちゃん、獅子と一緒に舞い踊り

利用者さまの頭をがぶりがぶりと、噛んでいきます



獅子に頭を噛まれると、何か良いことでもあるのでしょうか?

利用者さまは大喜び!













あら、こちらの方は手を噛まれてしまいました!



ついでに職員も頭をがぶり!



今年も楽しいことがたくさん起こりそうな予感がします!



今年もデイサービス和を宜しくお願い致します

懐かしの博多パラダイスへ行く

2015.12.20 歩こう会



本日は福岡の海の玄関口にあるおオシャレなアミューズメント施設

「ベイサイドプレイス博多ふ頭」へ行ってきました

年配の方なら、かつてこの地にあった娯楽施設「博多パラダイス」の方が

馴染みがあるのかもしれません

昭和39年に開業し、わずか5年で閉鎖された施設だったらしいですが

今日でもベイサイドとは呼ばず

なぜかしら博多パラダイスと呼ばれる福岡の人は多数おられます



もちろんデイサービス和の利用者さまたちも

この地を博多パラダイスと呼ばれていました



さてさて、これがフェリーターミナルの入口にどかんとそびえる

高さ8m、直径9mの円錐形の水槽「アクアリウム」です

中にはサメを始め様々な魚が泳いでおり

まるで水族館に来たような気分にさせられます





ぶらぶらとあたりを散策して次に向かったのが

ベイサイドの一画にそびえる博多ポートタワー

このポートタワーはベイサイドができた平成3年より27年前

博多パラダイスの目玉施設として作られたのが始まりです



今では福岡タワーにその座を奪われていますが

かつては福岡のシンボル的存在として多くの市民に親しまれてきました



中でも、デートコースに選ぶなら

博多ポートタワーに昇って夜景を見ながら甘い時を過ごす

というのが当時の若いカップルの定番であり、憧れであったと思われます



エレベーターに乗り、いっきに最上部の展望台に昇ったら

そこはもう360度の大パノラマ!

博多湾の向こうに広がる玄界灘を始め

福岡市の街並みが一望のもとに見渡すことができます



まさに、ここは博多パラダイス!?



夢心地の中、思う存分、展望を楽しみました



博多ポートタワーのキャラクターもいるようなので一緒に記念撮影



ポートくん、可愛いですね!



こちらは船長さんの帽子と制服を貸していただき記念撮影



今から大航海の旅に出航します!



よーそろー!



夢は大きく膨らんでいきました

かつてこの地にあったという「博多パラダイス」

どんなところだったのかなあ~


福岡タワーへ行く~私をタワーへ連れてって~

2015.12.17 歩こう会



12月の歩こう会は、博多湾方面へ行って参りました。

まずは、車内から福岡市内を見ながら小戸にある九州最大級のアウトレッドモール

マリノアシティ福岡へ向かいます。

街は、なんだかバーゲンやクリスマスムードで賑わっていました。



さあ、お昼ご飯です。 海がよく見える席でお食事です。

メニューも種類が豊富なので皆様、かなり悩まれております。



こちらは、どんぶり物、中味は今風に盛られ

「どんぶりがやけに大きい。」と仰られていました。



後ろには、海が見えこんなに寒い日でも皆様元気!そして・・・

なぜか、和のスタッフ・カトリーヌの写真?



尋ねたところ「行きたがってたから、せめて写真でも。」とお優しいお言葉。

そんな温かい言葉に、一同感動してしまいました。



いたる所に写真スポットが・・・。

こっちから入るニャンの言葉につられて入られる皆さま。記念にパチリ。


さあ次のスポットへ移動です。

鏡張りでキラキラそびえ立つ福岡のシンボル福岡タワーへ向かいます。

朝は雪が降っていたこともあり、海風が冷たく

皆様の歩くスピードがいつもより早い!



さあ福岡タワーに到着です! 234メートルあるそうです。

美人のエレベーターガールのお姉さんの話に皆様わくわくされています。

外人のお客様に英語や韓国語で対応される姿にスタッフSさんが

お姉さんに「何か国語話せるんですか?」とつめよっていました。



タワーの下から上を見上げてみます。 おお~芸術的

ぐんぐん上るエレベーターに歓声が沸き起こります。123m地点に到着です。

「太陽に近いね。」「暖かいね暑いくらいやね~。」「きれいかね。」

絶好の景色の見える三角の場所へ行き

見学に来ていた小学生にもまけずベストポジションへ



あちこちで下の景色を堪能される皆さま。車や人が小さく見えます。

スタッフの方が足がすくんでいました。 皆さまの元気さには本当に驚いてしまいます。



1階にある、レストランでケーキセットを頼み、おやつ休憩です。

店の入り口には「嵐」グッズをお持ちの方はドリンクサービス

と書いてありました。本日からドームでコンサートがあるようで、

嵐ハッピを着てる方もちらほら。

さておき、ケーキを選びましょう!

洋ナシのタルト・モンブラン・レアチーズケーキ・・目移りしちゃいます。



ほっと一息、おいしいケーキをいただきました。 



今日は天気にも恵まれ、おいしいごはんと綺麗な景色と皆様の元気でスタッフも

パワーをいただきました。  



私の恋はみかん色~福岡農業高校初恋談義~

2015.12.07 歩こう会



私の母校である福岡農業高校では

授業の一環でみかん栽培がおこなわれており

広大な高校の敷地内には、生徒たちが丹精込めて作ったみかん畑が

延々と広がっています



そして、みかんが食べごろになる秋から冬の季節にかけ

このみかん畑は一般の人たちに開放され

誰もがみかん狩りを楽しむことができ

多くのお客さんで賑わいます

私達デイサービス和も毎年、

みかん狩りを楽しむため農業高校にお邪魔しているのですが

今年は11月に続いて本日が二回目のみかん狩りツアーとなりました



それにしても私が在校していたころと

何一つ変わっていないみかん畑の風景…

卒業してから10年以上の月日が流れているのですが

みかん畑で過ごしたあの日々のことが

まるで昨日のことのように感じられます



一般のお客さんは、さすがに木に登ってまで

みかんをとろうとしないものですが

みかんが一番、美味しいところは

太陽の光をたくさん吸い込んだ木のてっぺんあたりで

あの頃の私達学生は、こぞって木のてっぺんによじ登り

甘いみかんをとっては、おやつ代わりに食べていたものです



中でも木登りが猿のように上手だった一学年上のF先輩、

たまたま通りかかったみかんの木の上から

「ほら、このみかんは甘くておいしいぞ!」

と、ぶっきらぼうに私に投げてよこしたみかんの味は

F先輩に対する私のハートに激しく火をつけたものです

今でこそ恥も外聞もなく、おばさんと呼ばれる年齢となり、

デイサービス和のお笑い部門を激しいビートで牽引している私ですが

あの頃は、まだまだ花も恥じらう乙女であった私です

F先輩の想いは結局、卒業するまで片思いのままで終わったのですが

だからこそ、卒業してからもずっと、福農(福岡農業高校の略)のみかん畑を訪れるたび

F先輩の面影が頭の中を去来し

きまって甘酸っぱい思いに駆られてくるのです



やさしく時は流れすぎて

ひとり ふりかえる

今でもあなたのほほえみを

感じることがあるのよ…



八神純子さんの「思い出は美しすぎて」の一節ですが、だからこそ、

思い出は美しすぎて

それは悲しいほどに

もう二度と手の届かない

あなた 遠い人…♪



と、なってしまったんでしょうね、F先輩…

されど、F先輩があの日、木の上から投げてよこしたみかんの味は

一生、忘れえない思い出となっています

                      文責:時にはセンチなカトリーヌ・さやか



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