ブログ~和スタッフからのNEWS~

桜満開~お花見ツアーが始まりました

2016.04.01 歩こう会



四月になりました

桜が満開です



デイサービス和では毎年恒例のお花見ツアーが本日からスタートしました



ここはデイサービス和の裏手に流れる那珂川の河川敷に連なる桜並木

いや~見事な咲きっぷり!



ヒヨドリも満開の桜の中を飛び交い

気持ちよさそうに「ヒーヨ、ヒーヨ」と

鳴いています



こちらはカササギです

カササギは日本の中では佐賀平野とその周辺部にしか生息しておらず

生息地を定めた国の天然記念物に指定されています

佐賀平野から山一つ隔てた那珂川町にも生息していたんですね

カササギも「カチカチカチ」と気持ちよさそうに鳴きながら

桜の中を飛び交っていました



もちろん私達も気持ちよく

桜の木の下を闊歩します



吹く風も心地よく

自然と顔がほころんでいました





これから数日間

デイサービス和もまた、桜一色に染まっていくでしょうね

港が見える丘~愛宕神社参拝~

2016.03.20 歩こう会



本日はお昼から福岡市西区の博多湾にほど近い小高い丘の上に鎮座する

愛宕神社に出かけてきました



ここ愛宕神社は

福岡市のシンボルである福岡タワーがそびえる百道地区と隣接していることから

展望にも優れ、夜景スポットとしても知る人ぞ知る隠れスポットとなっています

といっても、真下に広がる市街地は近年、

海を埋め立て作られたもの

かつてはこの小高い丘の下には

海しかなかったそうです



毎年一回はデイサービス和を通じ

ここへ訪れているのですが

同行される利用者さまは必ず

昔に訪れた愛宕神社の思い出話しを口にされます



昔は賑わっていたもんだと、皆さまは一様に言われます

今日では特別な行事がない限り、

これといって多くの参拝者を見かけることはないのですが

かつては全国で二番目、九州では初となるロープウエーが

この山頂まで延びており

年間を通じ多くの参拝客で賑わっていたそうです

今日では当時に比べ、知名度は低くなっていますが

昔の福岡の人間なら誰もが一年に、一度や二度、

愛宕神社に参拝するのが慣例になっていたそうです



なので福岡に住む古い人ほど、

愛宕神社に対する思い入れは深いのかもしれません



ところで、この出だしで始まる歌をご存知でしょうか?

私はこの業界に入り初めて知った歌なのですが

この歌は「港が見える丘」といって

東辰三さんという方が作詞作曲をされ

終戦直後に流行した歌謡曲だそうです



というのも、この地へ訪れるたび、

利用者さまの一人が必ず、この歌を口ずさまれます

昔、恋人とでも、この地を訪れたことがあるのでしょうか?



しんみりとしたメロディーラインが印象に残り

私もまた、この地を訪れるたびに

この歌の歌詞が頭にこびりついて

離れなくなってしましました



季節は歌に歌われているのと同じ春の季節

生まれたばかりの桜の花びらが

チラリホラリと恥ずかしそうに顔をのぞかせている姿が

とても印象的でした



ゆつら~っと柳川散歩

2016.03.10 歩こう会



こんにちわ

あやうい天気からはじまった今回の歩こう会行事

向かう先は初の「IN柳川」です。

3月といえば?そう!お雛祭り

柳川=お雛様といえば、さげもん!ということで

すこぶる元気な皆様と柳川の町へくりだします。



まずは広川サービスエリアでちょっと休憩です。

車中も外でも女子高生に負けない位皆さま、きゃっきゃと笑いが絶えません。



柳川に到着、柳川名物川下りが見えてきました。

車を降りると町中にうなぎの香が漂っています。

う~ん思い切り食べたいけど…エンゲル係数がK点突破しそうなので

ここはグッと我慢

鼻孔をゴリラのように思いっきり膨らませ

心行くまでうなぎの匂いを堪能しました



この中心街には柳川藩主立花家が建てたお屋敷と庭園、迎賓館があり

国の名勝に選ばれています。

江戸時代このあたりは「御花畠」といわれていた事から

柳川の人々は親しみをこめて

「おはな」と呼ぶようになったそうです。   御花HPより



有名な御花の前で記念撮影です。 ここから柳川お散歩スタートです。



引き続き町を散策します。 

手作りのさげもん屋さん発見



1個1個どれも違う種類のかわいい縁起物のさげもんが、

ずらりと吊るしてあります。



皆さま、くいいるように、見ておられます。

個別にも販売してありました。

ずっと見ていても飽きません。



柳川出身のTさん、久しぶりの故郷探訪で大変喜ばれていました。



柳川は大相撲初場所で優勝した琴奨菊の出身地であり
今月、この地でお祝い水上パレードがおこなわれていました
連日テレビで放映されていましたね




ここは140年続く沖端水天宮。

明治2年に久留米の水天宮から勧請され(かんじょう~神仏の分霊を他の地に祭ること)

同地区の稲荷神社・弥剣神社(祇園社)の3社を合祀したもので

地元では「水天宮さん」と呼ばれています。



ここは70名利用できる「からたち文人の足湯」。

トロトロ感のある泉質は

歩き疲れた足をポカポカに温めてくれます



柳川にゆかりのある北原白秋を始め

檀一雄、長谷健など多くの文人がパネルで紹介されていました。



常連の方々が親切に入り方を教えてくださります。

靴を脱いであがるとマッサージ石を踏むことに・・・

足のツボによいとか言われたんだけど、とにかく痛かった…



肩まで浸かりたくなる温度やね~

ポカポカしてきたよ

初めて入ったよ~



最後にかんぽの宿柳川へ



入口のロビーに豪華絢爛な雛人形とさげもんの数々!



いや~、これには驚かされました!





かくしてデイサービス和の歩こう会行事「柳川散歩」は

ゆつら~っとした雰囲気の中、

幕をおろしました

ちなみに「ゆつら~っと」とは柳川の方言で

ゆっくりとといった意味で使われます



ゆつら~っと、

今度はどこへ出かけましょうか?

桜が咲いた~那珂川町のハツミヨサクラの森~

2016.03.02 歩こう会



日々、寒さに震え

春はまだまだ遠いものと思っていたのですが

季節は少しづつ春に向かって歩を進めていたようで

気がつけば那珂川町の桜の森が満開を迎えようとしています

桜の品種は初御代桜(ハツミヨサクラ)といいます



可憐な花びらが可愛いでしょう!

早咲きの桜といえば河津桜が有名ですが

大ぶりの河津桜と違って、小さな花弁の初御代桜は

小さな春、み~つけた!ってな感じで

新しい季節の到来を優しく出迎えてくれているかのようです









デイサービス和では毎年恒例となっているハツミヨサクラ見物を

今日からスタートさせ多くの利用者さまに

春の到来を楽しんでいただこうと

一週間の歩こう会行事を組んでいます



春が来た!

笑顔も咲き乱れます



何故かしら桜の森の周辺に桜の写真がずらりと飾られていました

菜の花も、そのぐるりに鮮やかな色彩をたくわえ

春の到来を演出しています





天気も良く気温もお昼過ぎからぐんぐんうなぎ上り

カメラを向けると満面の笑みが返ってきます



万作(マンサク)の花も咲いていました



春にまず咲く花、

「まず咲く」が訛って万作と呼ばれるようになったそうです



このまま春の陽気に包まれて

お昼寝をしたい気持ちになりました



春を独り占めしたような

ちょっと贅沢な気分を味わった

早春の歩こう会でした



☆二年前に撮影した那珂川町の初御代桜(ハツミヨサクラ)の動画です
  ↓     ↓     ↓     ↓      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=V25G22FX5WA

http://www.youtube.com/watch?v=EeNDzThE__g

http://www.youtube.com/watch?v=pAlbHnGowPU

花畑園芸公園で梅見~春の陽気に夢野久作~

2016.02.27 歩こう会



福岡市民の森として親しまれている標高597mの油山のふもとに広がる

花畑園芸公園の梅が見ごろを迎えています

本日は久しぶりの晴れの合間を見計らって

歩こう会行事を通じ花畑園芸公園に梅見へ出かけてきました



満開の梅の花が咲き乱れる小道をてくてくと歩いていきます



ほのかに梅の香りが漂ってきます

梅の香りといえば福岡出身の小説家・夢野久作さんの

短編小説「梅のにおい」の中で

ウグイスを擬人化させ、このような台詞を言わせています

「あたしはねえ、梅のにおいを嗅ぐと何とも言えないいい心持ちになって

歌がうたいたくなるのです

そうしてあちらこちらと躍りながら

飛びまわりたくなるのです」



一方、ウグイスに対峙する猫は梅の香りなんて

言われるほど大したものではないと独りごちります

しかし梅の花の周りを飛び回るウグイスを見ていたら

ウグイスが食べたくなって、お腹が空いてきます

そこで猫はウグイスにこう、うそぶきます

「ニャーニャー、ホントにいいお天気ですね

それにこの梅の花のにおいのいいこと

ほんとに(梅の花が)食べたくなるようですね」

ここから猫とウグイスの攻防戦が続いていくのですが

「ドグラマグラ」を始めとするおどろおどろしい夢野久作さんの作品の中にあって

なんともあくびが出てきそうな春の一コマを描写した

ほんわかとした作品に仕上がっています



ちなみに小説家夢野久作さんのペンネームは

「夢野久作」といった博多弁からつけられています

博多では古くから、夢うつつのようにボケ~としているぼんやり者を

「夢野久作」と呼んでいます



これから春が近づき

日差しが暖かくなっていくと

ぼんやり者の夢野久作さんが

たくさん出現してくるかもしれませんね



ごろんと草の上に横になってみたくなるような

ポカポカ陽気の本日の歩こう会でした









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