ブログ~和スタッフからのNEWS~

94歳現役絵師・安藤徹氏の世界

2016.09.01 歩こう会



本日は94歳でありながらも、今もってなお現役絵師を貫いておられる安藤徹氏の個展を観に

ミリカローデン那珂川に出かけてきました



安藤氏の作品の特徴は、すべてが色鉛筆で描かれていること

100種類もの色鉛筆を使い分け、

精巧かつ、ち密な作品を多数、発表されています



安藤徹氏のプロフィール

大正11年に福岡市で生まれ、小学校卒業と当時に看板屋へ弟子入り

戦時中は出兵先で絵の才能が重宝され

学習教材としての絵を担当される

戦後は兄と看板屋を立ち上げ

映画館の看板を始め、街中の看板等、多くの名作を残され、

現在94歳になっても未だ現役

絵描きとして、講師として那珂川町を中心に活躍されています



作品の素晴らしさはさることながら

私を一番驚かせたのは94歳とは思えぬ

安藤氏の鋭い眼力でした



まだまだ、何も終わっちゃいないんだ!

とでも言っておられるような

鋭い視線の向こうには

何の迷いもなく10年先、20年先の自分の姿を

しっかりと見据えておられるような力強さが伝わってきました



私達もまた、そうありたいものです!



同行された利用者さまだって、

気持ちは同じだったと思います



死ぬまで現役!



安藤徹氏の個展は9月3日(土)まで

ミリカローデン那珂川エントランスホールで開かれています

ダムに沈んだ「男はつらいよ」のロケ地へ行く~嘉瀬川ダム~

2016.08.21 歩こう会



本日は脊振山系を水源とし

佐賀平野を貫き有明海へ流れ出る嘉瀬川上流部に

今から四年前に建設された嘉瀬川ダムへ

福岡側から三瀬高原を越えて訪れてみました



眼下にひろがる湖はダム建設に伴って生まれた人造湖で富士しゃくなげ湖と呼ばれています

かつては160戸の家屋がダムの底に存在し、

このダムが出来上がるまで、地元住民との間で紆余曲折があり、

なんと建設まで35年の月日を費やしたとのことです



平成元年、水没予定地の住民であった小学生が

「ぼくの故郷がダムに沈んでしまいます」と

映画「男はつらいよ」の主役であった渥美清さんに手紙を送ったことがきっかけで、

第42作「男はつらいよ~ぼくの伯父さん」のロケ地として

小学生の集落が選ばれたのは有名な話です

今となっては小学生の集落はダムの底に沈み見る影もなくなっていますが

映画を通じ、今でも当時の集落の面影を垣間見ることができます



今日ではダム建設に伴い、福岡と佐賀を結ぶ道路も整備され

森林浴を兼ね、多くのライダーを始め、

ハイカーで賑わう観光地となっています

美しい緑に囲まれたこの風景は、

見る者の心を癒すに充分な風景となっているのでしょうが

この風景を作りあげるため、

どれだけ多くの人たちの故郷が強制的に奪われていったか

その経緯を鑑みれば、どこかこの風景そのものが

嘘っぽく思えてきたりするものです



といっても月日の流れというものは残酷なもので

あと10年もすれば、この嘘にまみれたこの風景も何の違和感もなく

私達の心にしっくり溶け込んでいくのでしょうね



故郷に帰ろうよ 生まれた土地がいいよ

キャッチボールをした野原

赤とんぼが飛んでいた

カントリーロード テイクミーホーム

早いものだね

月日の流れにゃ、誰も勝てない~♪


※ジョン・デンバー「カントリーロード」
 訳詞 岡田富美子

第三回高塚地蔵尊参拝~暑~い夏の到来です~

2016.07.21 歩こう会



本日は暑い暑いさ中、大分県日田市天ヶ瀬の山の中にある高塚地蔵尊へ

歩こう会特別企画として出かけてきました

昨年夏から始まった高塚地蔵尊参拝ツアーは今回で三回目を迎えます



何と言ってもここは大分県です

福岡市に隣接する那珂川町にあるデイサービス和からだと85.5キロあります

けっこう、遠~いんです



まずはお土産屋が軒を連ねる参道を歩きます



とても良い感じでしょ!



お土産に高塚名物「ゆでまんじゅう」を買いました



ここは参道途上にあるお食事処「やまいち食堂」さんです

お昼も近かったこともあり、

ここでお食事をとることにしました



数あるメニューの中で皆さまが一様に選ばれたのが「ざるそば」でした

いや~、夏なんですね!



こちらの方は「やまいち食堂」のおかみさん

黄色い方は同行した職員Yさん

実は職員Yさんは、ここ天ヶ瀬出身で、

若い頃はやまいち食堂さんの隣のお土産屋さんでアルバイトをしていたとか!?

おまけに、おかみさんとは実家の天ヶ瀬のご近所さんであることが発覚!、

世間って狭いものですね~

ローカルな話で盛り上がっていました!



さて、食事を済ませたら、いよいよお参りです



まず視界に飛び込んでくるのが山の背に立てられたお地蔵さまの数々

圧巻です



さらにお地蔵さまはここだけじゃありません



一念洞というトンネルに入ると、ここも

通路の両脇にお地蔵さまがずらり!



不思議な感覚に陥ります



こちらは水掛け地蔵さま



盛大に水を掛けられていました



こちらは大きな玉をさすっておられます

なでなでさすると、ご利益があるのかな?



他にも、至るところにお地蔵さまだらけ!

その度にお賽銭を投げ、お参りするわけだから

200枚、用意していた一円玉もあっという間になくなりました

しかし高塚地蔵さまはご利益があるので有名なんです!



そんなこんなで無事に終了した高塚地蔵尊参拝ツアー!

しかし、今日の暑さは尋常ではなかったですね!

山の上だから、少しは涼めるかな~と思って出かけてみたものの

茹で上がってしまいそうなくらい暑い一日でした

その中で、一番印象に残ったものといえば

夏空に、もくもく湧き上がっていた入道雲だったかもしれません



暑~い夏の到来です

ひまわり畑へ行く~ワッキー主基(すき)の里~

2016.07.10 歩こう会



福岡市早良区脇山の農産物直販店「ワッキー主基(すき)の里」のヒマワリ畑が

ただ今、満開の時期を迎えています









夏って感じでしょう!



8万本のひまわりが、元気いっぱいに

夏色を演出しているかのようです



デイサービス和から小笠木峠を超えて車で行くこと約15分、

意外と近い距離にあるので毎年この季節になると

何回かに分けてひまわりツアーをおこなっています



本日はその第一回目



天気は数日続いていた梅雨の中休みが終わり

あいにくの曇天模様の空がたちこめる一日でしたが

それでも元気に咲き誇るひまわりの姿に

心行くまで夏の到来を予感できたと思います



夏・注入!?



ひまわり娘がたくさん、誕生しました!


夏はやっぱり、山ですね!~九千部山の頂へ~

2016.07.06 歩こう会



暑い毎日が続いています

昨年同様、この猛暑を避けるために

福岡県と佐賀県を分かつ国境にそびえる

九千部山の頂へ出向いてみました

あの指を差した方向にそびえる山が九千部山で

標高848mあります



九千部山の山頂まで、実のところ

林道が走っており、

山頂付近の駐車場から歩いて5分位で山頂にたどり着くことができます



NHKを始め民放各局の電波塔が立ち並び

その横を通りすぎます



歩くこと二分ぐらいで山道は

樹林帯の中に入っていきます



眩いぐらいの緑の色彩が視覚を奪ってきます



山道はよく整備されていて

石の露出が所々、目につきますが

緑を楽しみながら一歩一歩、歩を進める分には

何の問題もありません



そして樹林帯を抜けると九千部山の山頂が

視界に飛び込んできます



やっほ~



山頂にはかのような櫓が組まれており

そこへ上ると360度の大パノラマが広がって見えます



展望は福岡市に始まり春日市、大野城市、太宰府市、鳥栖市、久留米市、

佐賀市の連なりが180度のパノラマで眼下に広がり

それらの街の背後に連なる若杉山、四王寺山、宝満山の山並みと筑後の耳納連山

そして有明海、海を隔てて雲仙岳まで見渡せます



絶景かな!



なんとも言えない気持ちになります



そして何と言っても一番、印象に残ったのが空の青さでした



下界と違って吹く風も気持ちよく

この大きな青空に包まれて

のんびりと昼寝でもしたいと思ったのは私だけではなかったはずです



デイサービス和の避暑地としてまた、

訪れたいですね!



そう口々に言いながら、

山を下りました

ブログトップへ

カテゴリ
アーカイブ