ブログ~和スタッフからのNEWS~

切手のないおくりもの~こんな時だから~

2016.04.16 帰りの会(和のホームルーム)



本日の帰りの会は財津和夫さんの「切手のないおくりもの」を

手話を交えてみんなで歌いました



こうして皆でワイワイ騒いでいると

昨夜から続いている地震の恐怖を忘れることが出来るのですが

帰りの会が終わり本日のデイサービスが終了すると

私達は再び一人ぼっちになり

昨夜同様、地震に怯える夜を過ごさなくてはなりません



だから、ちょっとでも寂しくなったら

今ここで賑やかに皆で歌ったときのことを思い出してください


私からあたなへ この歌をとどけよう

広い世界にたった一つの

私の好きなあなたへ~♪



こんな時だからこそ、みんなの心が一つになるのかもしれません

がんばりましょう!



今回の熊本地震で被害に遭われた方に

心よりお見舞い申し上げます

また犠牲となられた方とご遺族の皆さまに

深くお悔やみ申し上げます

                           デイサービスセンター和職員一同

手相~天に軌道があるごとく~

2016.03.12 帰りの会(和のホームルーム)



「天に軌道があるごとく、人それぞれに運命というものがあります」

どこかで聞いたような啖呵売をきりながら

なにやらいかがわしい占い師が本日の帰りの会に登場し

手相占いを皆さまの前で披露しました



これが言わずと知れた生命線でござります

人差し指の付け根から

親指の金星丘を取り囲むように弧を描き手首に向かって刻まれた線

恐るべし人間の寿命をつかさどっておりまする

長けりゃ長いほど、長生きできるといわれていますが

おやおや、そこのあなた様!

生命線が異常に短い!

なのに御年96歳!

たいしたもんだよ蛙の小便

見上げたものだよ屋根屋のふんどし!ときやがったぁぁ~



威勢の良い占い師の啖呵につられて

皆さま、必要以上にくいついておられます



次にご紹介するのが知能線!

簡単に言うなら頭の良し悪しを表します

上に向いていると現実的な才能が開花し

下に向いていると精神的な才能が開花するといわれています

おやおや、そこの職員さん、

知能線がまったく無い!?

本当ですか?

こりゃ、天然記念物に指定されてもおかしくない天下一の大ばか者!

しかし案ずるなかれ!

赤いマジックペンで知能線をぎゅぎゅっと書けば

末は博士か大臣か!

はたまたストックホルムでノーベル賞も夢じゃない!



どう考えたってインチキ臭い占い師

しかし信じる者は救われる????









皆さま、振り込め詐欺には気をつけて!



最後に運命線に願いを込めたカトリーヌさん、

イケメン彼氏を募集中で~す♥



判じ絵で遊ぶ

2016.01.21 帰りの会(和のホームルーム)



本日の帰りの会では江戸時代、

庶民の間で流行していたという「半じ絵」といったなぞなぞ遊びをしました

半じ絵とは、絵で表現された言葉を当てていくゲームです



例えば下の絵は、刀で釜を切っています

答えは「カマキリ」



これは何かわかりますか?

俵(たわら)の真ん中が無くなっています

たーわーら

言葉にしてみると「わ」が無いことになります

要するに「たわら」の「わ」の字が無くなったということで

「たら」となります

答えは魚の「たら」



こちらは木の上で寝ています

答えは「ネギ」

半じ絵って面白いでしょ!



まだまだ続いていきます

考えて下さい 答えは最後に載せておきます

Q1



Q2



Q3



Q4



答えはQ1「大根」 Q2「包丁」 Q3「みずがめ」 Q4「ヒラメ」

ちなみにQ4の「ヒラメ」は

目が平椀になっているから「ヒラメ」ということになるのですが

私は平椀という言葉自体、知りませんでした


それにしても江戸時代の人たちの遊びって

なかなか高尚にできていて

面白いものですね

大いに盛り上がった帰りの会でした

今日は漢字の日~この一年の漢字一文字~

2015.12.12 帰りの会(和のホームルーム)



12月12日は日本漢字能力検定協会が平成7年に制定した漢字の日、

いい(1)字(2)いち(1)字(2)の語呂合わせで

京都の清水寺ではこの一年の世相を象徴する漢字一文字を

一般公募したうえで、最も適した漢字一文字を発表しています

ちなみに今年は12日が土曜日に当たっており土日を避け、

発表が週明けの15日に延びるということですが

今年はどんな漢字が選ばれるのでしょうね?

昨年は消費税8%増により「税」という漢字が選ばれていました

できるなら今年は、今の日本を元気づける前向きな漢字が選ばれて欲しいものですが

おそらく、そうはいかないのでしょうね…



さて、デイサービス和では本日の漢字の日に合わせ

帰りの会を通じ、私にとってこの一年の漢字一文字と題し

職員おのおのに、この一年を振り返って

漢字一文字を皆さまの前で発表してもらいました



まずは看護師Tさん

ズバリこの一年は「鶏(にわとり)」でした!

楽しそうに、その意味を皆さまに説明していましたが意味不明…

どうコメントして良いものやら…

不思議な方です



次は憧れの介護職員になってちょうど一年が経とうとしているTさんは

「勉」という字を選んでいました

事務員から介護職員へ電撃移籍!

まさにこの一年は、勉強の一年だったのでしょうね



次は介護の世界へ入職して二年目となる職員Mさん

二年目に当たるこの一年は、少しづつ仕事の面白みを覚えていき

まさに喜びの一年だったと「喜」の漢字を選んでいました

がんばれ~と応援したくなります!



お次は職員Hさん

選んだ漢字は「忍」!

これといって目立つ仕事をしていたわけではないのですが

欠勤者が出れば、真っ先に出勤して穴埋めをしてくれたり

区画整理で破壊されたなごみ農園を、見事なまでに復元してくれたり

まさにデイサービス和の縁の下の力持ち!

忍耐力の「忍」と解釈するなら

まさにHさんは「忍」の人でした



こちらはデイサービス和最高齢の介護職員Mさんです

選んだ漢字は「忘」!

物忘れがこの一年でかなり激しくなったということです

来年は、くよくよ悩まず

忘れたことすら忘れるような陽気な一年を送りたいものですね

と元気よく、語っていました



こちらは、この夏に入社してきた新人Yさん、

選んだ漢字はズバリ「初」

あなたに女の子のいちばん 大切なものあげるわ~♪

山口百恵さんの「ひと夏の経験」じゃないですが

いつまでも初々しさを忘れずに頑張って行きま~す!

と語っていました

ちなみに「女の子のいちばん大切なもの」ってなんですか?

と当時の山口百恵さんはインタビューで「真心」と答えておられました



一方、デイサービス和の古狸、

介護職員筆頭に君臨するM先輩は「回」という漢字を選んでいました

本人曰く「一年中、ホール内を駆けずり回っていたもので…」

しかし私が思うには、駆けずり回っていたのは今年に限った話でなく

入社した6年前から、ちっとも変っていません

おそらくこれからも、そして和を辞めたとしても

おそらく死ぬまでM先輩は、どこそこを駆けずり回っていくものと思われます

踊る阿保に、見る阿保

同じ阿保なら踊らにゃ損損!

素敵な生きざまです!



こちらはデイサービス和の売れない漫画家・カトリーヌさやか先生

カトリーヌ先生が選んだのがズバリ「太」!

この一年で5キロも太ってしまいました

一年前の制服が苦しくて

激しく体を動かすたびに制服が、特にズボンが裂けまくりです

こういうケースにおいて制服の新調は、自腹になるのですか?

それとも会社が支払ってくれるのですか?

今度、行列のできる法律相談所に尋ねてみます!

と、けなげに語るカトリーヌ先生

将来は稲中の前野に対抗して

風船おばさんのパン屋さんになりたいそうです!?



ラストはデイサービス和のきまぐれ天使Wさん

個人的には「悪」という漢字を選ぶと思っていましたが

選んだ漢字はなんと「宝」!

一攫千金を夢見て宝くじを買い続けた一年でした

貧乏ながらも出費した金額は25万円!

連戦連敗の一年でしたが最後の大ばくち年末ジャンボで

さよなら満塁ホームラン!狙います!

そして10億円をゲットして、さよなら人類

夢の宇宙旅行へ旅立ちます!

さすが気まぐれ天使さん、言うことなすことビックですね!



以上で本日の帰りの会は終わりました

今度は時間をとって利用者様にも考えていただくのも良いかもです








那珂川町の難読地名

2015.10.06 帰りの会(和のホームルーム)



帰りの会を通じ

デイサービス和の所在地である筑紫郡那珂川町の難読地名を

クイズ形式にして皆様に出題しました




まずは「御迎団地」、

「おむかえだんち」と呼びますが

なんだか不吉なイメージを想起します

しかし由来は史実に基づいたもので

時は平安時代末期、源平合戦のさ中、年端もいかない安徳天皇を

平家とともに一時的に、ここ那珂川町にお迎えし、

仮宮を作られたことから

この地に「御迎」という名が付けられたそうです

今では住宅地が広がり「御迎団地」と呼ばれており

その隣には「安徳」という地名も残っています

ちなみに安徳天皇は壇ノ浦の合戦で海に入水

8歳の若さで崩御されています



これはいったいなんと読むのでしょう?

普通に読んだら「けいこ」と読むのでしょうが

実は「えこ」と読みます

今回の難読地名で一番、気になっていた地名で、

由来について知りたかったのですが

残念ながら、調べることができませんでした


地名の由来というものは

漢字の音訓によって意味づけられた地名が大半ですが

漢字が中国から輸入される以前、

日本にまだ文字がなかった時代、

なんらかの日本語の発音があり、

その発音が後になって

漢字の当て字がそえられたという地名もあります

その点、那珂川町は随所に点在する弥生期の遺跡からわかるように

那珂川町は邪馬台国で有名な魏志倭人伝が記す奴国の一部であり

いわゆる日本にまだ、文字のなかった時代から

「えこ」といった発音でこの地が呼ばれていた可能性も考えられなくもありません

漢字の意味で普通に解釈するならば、

子宝に恵まれた土地とでも解釈できそうですが

(もしかしたら恵子といった女性が住んでいたから?)

もしかしたら「えこ」といった発音自体に意味があるのかもしれません

由来がわかる人がいたら是非、教えてください



こちらは南に面した里と

その土地の立地条件を意味している地名と容易に想像できるのですが

読み方が難しく、「なめり」と読みます

しかしこの地名の由来も実際のところよくわかりません

古くから「なめり」という日本古来の発音が最初にあって

漢字が後でつけられた可能性も考えられなくもないからです

ちなみに漢字は違えども、全国的に「なめり」と呼ぶ地名は随所にあります

静岡県駿東郡長泉町には納米里と書いて「なめり」と呼ぶ地域があり

富山県には滑川(なめりかわ)市という街があります

余談ですがドラえもんに出てくる骨川スネ夫の苗字の由来は

作者の藤子F不二雄さんの出身が富山県ということで、

滑川市から骨川スネ夫の名が生まれたとか!?

今日では骨川スネ夫の名で漫画のすべてが統一されていますが

初期のドラえもんには滑川スネ夫と表記されているシーンが一部、

あったというのは事実だそうです


「なめり」…

それにしても、不思議な響きを持った言葉ですね



こちらは「なえがお」と読みます

所在地は那珂川町と佐賀県鳥栖市の県境を形成する九千部山(847m)の中腹部、

その中に点在する三・四件程度の集落を苗ケ尾と呼んでいます

まさかこんなところに人が住んでいるなんてと思うぐらい、

うっそうとした深い山の中に苗ケ尾はあるのですが

初めてこの地を訪れた人は

この人里離れた山奥で、どうやって生活しているのだろうと

疑問に思うことでしょうが

それでも驚くことに猫の額ほどの田畑が所狭しに開墾されており

人間の生活の営みを感じ取ることができるのです

おそらく苗ケ尾の由来もそこからつけられたものと推察できます

苗、いわゆる稲作の限界点がこの地であったことから

苗ケ尾といった地名が付けられたのでしょう



これは「うしろの」と呼びます

何かが基準になって、

この地が「後ろ」にあると呼ばれることになったのでしょう



「いもお」と読みます

芋の生産がさかんだったのでしょうか?



こちらは「うめがね」

埋蔵金伝説でもあるのでしょうか?

普通ならそのように考えてしまうところでしょうが

大昔、この地に製鉄をつかさどる職人集団が住んでおり、

銅や鉄を鋳造して寺の鐘などを作っていたらしいということです

「金」という漢字が付けられた理由は

そこにあるということらしいのですが

その一方、「埋」という漢字が使われたのには

これといった理由がわかっていないようです

ただ「埋金」と名乗る氏名が先ほど述べた佐賀県との県境をなす九千部山の

反対側に位置する佐賀県鳥栖市に多く、

ここに注目するなら、

何らかの理由で職人集団が山を越え鳥栖の方に移住してしまった

そしてその時、何らかの出来事があり「埋」という言葉があてがわれるようになったと

推察してみるのも面白いかもしれません



まあ、そんな感じで「難読地名クイズ」は進行していったのですが

利用者の皆さまにおきましては幼少時代から慣れ親しまれてきた地名だけあって興味津々、

翌日には地域を福岡市に移し

難読地名クイズを開かせていただきました



ちなみに対馬小路は「つましょうじ」、馬出は「まえだし」

これは読めませんね!



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