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日常の一コマ

<「美味しい」とは、動物学的にどのような意味?>

2021.09.28

     デイケア錬さんの今日の昼食(2021年9月24日)№46
            「煮込みハンバーグ」
       

    <「美味しい」とは、動物学的にどのような意味?

    今日(9/24) の昼食は、「煮込みハンバーグ」でした。「ハンバーグ」自体も美味しく、さらに少し甘めのデミグラスソースで煮込んで、「ハンバーグ」の芯まで味がしみ込んだ肉料理でした。毎回錬さんの昼食をいつも大変美味しく頂いていますが、ハンバーグを食べながらふっと思ったことがあります。「美味しい」とはどのような事なのか? どのような意味があるのか? まず、自分自身について考えてみました。非常に空腹な時や喉がからからに渇いた時に食べた食事や、一杯の冷水がどんなに美味しかったか記憶に鮮明に残っています。つまり美味しいと感じることは、生命を維持することと関係がありそうです。私たち人間の身体が要求しているものを、即ち不足しているものを体外から取り込もうとする行為こそ食欲として「美味しく」感じていることが考えられます。甘いものも美味しく感じることが多くあります。甘いものこそ、全ての動物が活動エネルギー源として必要としている炭水化物の最も吸収活用しやすい形が糖類なのです。即ち甘い糖類は吸収後に即活動エネルギーとして活用できます。さらに、油脂の多い食事が美味しい理由を考えてみましょう。油脂が多い食事は、身体に悪いと知っていますが、レストランでメニューを見ていると天ぷら、トンカツ、エビフライ、牛丼、ハンバーガー、A5牛肉ステーキ、大トロマグロ等々油脂の多い食事が魅力的で実に美味しいのです。油脂を美味しく感じるのは、身体が油脂を必要としていること、身体が欲求しているためと思われます。私たち人間は人類として誕生して以来、常に飢餓との戦いであったろうと思われます。そのため、食事で過剰に摂取したエネルギーを効率よく身体の中に蓄積するように、飢餓に備えた身体に進化していきました。身体がエネルギーを蓄積するには、脂肪で蓄積するのが最も効果的です。油脂は身体に必要だから美味しいと感じるようになったと思われます。
                                以  上
                    (文責:大橋ドーパミン)

今日もありがとうございますnikkori
美味しく食べるために、とてつもない努力があるんですねballrice
大橋ドーパミンさんには、本当に勉強になりますpenguin_thanks
これからもよろしくお願いしますpanda_thanks


 
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