HOME > 摂食嚥下リハビリのご案内

摂食嚥下障害とは食べ物を認識してからゴックンと飲みこむ過程のどこかに障害が出ることを言います。摂食嚥下障害は食べ物や口の中の細菌が肺に入って起こる、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因となります。また、食べ物を詰まらせて窒息する可能性も高くなり、非常に危険です。
- 食事の時によくむせる
- 食欲がなく、体重が減ってきた
- 食事に時間がかかる
- 形のある物を食べたい
- 少しでも口から食べたい
当院ではこうした症状でお困りの方に対して医師、看護師、診療放射線技師、言語聴覚士、作業療法士、管理栄養士が協力して、安全に食べることが出来るようサポートします。
お食事について何か心配な点や疑問などがありましたら、お気軽にご相談下さい。
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医師による診察を行い検査が必要か判断します。
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嚥下造影検査を行い、飲み込みの様子を検査します。
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評価に基づいて専門職種によるリハビリを開始します。
当医療法人では医療部門、介護部門が密に連携しており、法人施設利用者に摂食嚥下障害が疑われた場合には言語聴覚士が訪問し、評価、食事形態の提案などを行います。また、月に1回「嚥下カンファレンス」を行っており、有料老人ホームスタッフ及び病院スタッフやデイケアスタッフが参加し、情報の共有を図っています。医療法人全体で一丸となって患者様、利用者様をサポートしていきます。
食事の一例
カンファレンスの様子